株式会社EBAホールディングス
1963年から医療用酸素ボンベの配給事業を通して東海エリアの医療を縁の下から支え続けている株式会社EBA(イービーエー)ホールディングスの江場社長と近藤専務にお話しを伺いました!!
【会社のコト】
西田_御社の事業について教えて下さい。
江場社長_一言で表すと、医療用酸素ボンベを配給する会社です。父が1963年に創業して、私が2代目社長になります。ある時父が、夜中に赤ちゃんが今にも死にそうになり酸素ボンベのため病院に呼び出されたことがありました。赤ちゃんは元気に回復しましたが、その時にご家族全員から何度も感謝の言葉をいただいたそうです。そういった経験からこの事業の素晴らしさを実感し、私の代まで続けることになりました。
今では、医療ガスを中心に医療に関する事業を幅広く展開しております。例えば、医療ガスを病院内で使えるようにガス配管の取り付けを行う事業では、名古屋地域で60%のシェアを誇っています。また自宅で酸素ボンベを吸入できるようにする事業も行っています。
【社会貢献のコト】
西田_御社の本業そのものが社会貢献であるとも言えますが、たしか児童発達支援事業にも取り組まれているのですよね?
江場社長>そうですね!しかし実は、社員が自主的に興味を持って行ってくれたことなのです。本当に私は何も指示していないのですが(笑)。以前も社員の持ち込みで病院内にイタリアンレストランを作ろうと動いたこともありましたよ。
西田_それはすごい!活発にアイデアが出る風土なのですね。何かアイデア出し会みたいなのを行っていたりするのですか?
江場社長>そういったことも特にしていなくて、社員が自ら企画を持ち込んでくれるのですよね。本当に不思議なもので、知らず知らずのうちに風土ができあがっていました。
近藤専務>社長の江場の「やってみたら?」とすぐにアクションを促す姿勢があってこそ、その風土があると思います。社長が受け入れてくれることを社員も分かっているから、企画を出しやすいのだと感じます。
西田_今のお話しは、何か御社が経営する上で大切にしていることに秘密がありそうです!
江場社長>「当たり前のことを当たり前に行う」。概念として抽象的ですが、弊社全体で大切にしていることです。例えば清掃は、事業者を呼ばずに社員だけで行っています。
また、オフィスには2階までのエレベータがありますが、これは車椅子の社員の方が2階でも働けるように設置しました。考えてみたら当たり前のことですが、その方にとって働く上での障がいは、車椅子ということではなく、エレベータが無いことだったのですよね。だから設置することを決めました。
西田_きっとその社員さんは嬉しかったでしょうね~!「当たり前のことを当たり前に行う」というのは、社員が気持ちよく働けるために出来ることは行う、という会社の意思表示のように感じました。身近な社員を大切にする、というのは社会貢献の一つと言えますし、地域社会に向けては、ファイティングイーグルス名古屋のスポンサーとして地元スポーツの応援もされていますよね?
江場社長>これも私が決めたというより、社員からの提案を採用したものの一つですね。福利厚生にもなっていて、よく社員同士で試合観戦に行って懇親を深めているようです。
【フラワーメイドのこと】
西田_最後に恒例の「フラワーメイドへの一言」をいただきたく、最初にフラワーメイド加入を決めて下さった近藤専務からお願いします!
近藤専務>
社長の江場は、社員を一番大切にしており、先ほどのエレベータの例にもありましたが、実際に行動にも移しています。また弊社では障がいをお持ちの方も積極的に採用していますので、そのような社風だからこそ、FLOWER MADEの活動との親和性も高く、ぜひ応援していきたいと考え、スポンサーに加入させていただきました。
西田_ありがとうございます!経営をする上では「社員」「顧客」「利益」の3つの軸があると思いますが、インタビューを聞いていて、御社がいかに社員の幸せを実現されているのか、を感じ取ることができました。
本日はお忙しい中お話を聞かせていただきありがとうございました!